2.船酔を克服
船酔いの原因のほとんどはストレスによるものです。狭い視界の中で揺れるものを見続けると陸上でも気分が悪くなってしまいます。これは内耳にある三半規管に影響を与える為です。では、解消するにはどうすればいいのでしょうか?
 
●船酔いの解消法は?
”慣れ”も確かにあります。といっても、”船”への慣れではなく、”ダイビング”に対する慣れです。少しでも不安を取り除くことが第一です。久しぶりだから心配・・・酔っちゃうかなぁ・・・、耳抜きできるかなぁ・・・、 ちゃんと潜降できるかなぁ・・・などダイビングのテクニックについて不安がある場合は、担当インストラクターまたはガイドに相談してアドバイスを受けましょう。そうすることによって、気持ちがラクになるし、担当インストラクターも気を配ってくれます。
●体調管理をしよう!
次に、身体的な準備として、前日は食べ過ぎず・飲みすぎず、充分な睡眠をとり体調を整えましょう。乗船前の食事は、胃がもたれないように消化の良いもの、油っこくないものを適度にとるようにします。どうしても食べられない場合は、水分(アルコール・炭酸以外)だけでも必ずとってください。
 
●薬を飲むのも一つの方法
酔い止め薬は効果的です。抗ヒスタミン剤の配合剤の関係で効果が強いものは、ダイビングでの使用は、副作用の恐れ(眠気・頭痛など)や深度下で判断能力が低下したり窒素の排出の妨げになる可能性もあるのでご注意ください。食後に乗船する1時間以上前に飲んでいた方が効果があります。それでも酔う方は、前日の夜にも薬を飲んでからゆっくり休んでいただくといいでしょう。
 
準備をしっかりしましょう!
船に乗るまで時間を充分にとって、準備をできるだけしっかり行ないましょう。忘れ物がないか確認し、マスクやフィンの調整も済ませておくようにします。身に付ける時にすべてがすぐ手に取れるようまとめておくことも大切です。船の上で行なうことを少しでも減らすと心配事は減りますよ。準備をし終わった後、少し休む時間があるとなおいいです。
 
船で座る場所も重要!吐き気がする時は我慢しない!
座る場所も酔いに関係します。ボートが動いている時は揺れの少ない後部で、停泊している時は、船の中央に座りましょう。また、排気ガスが出る付近には行かないようにしましょう。もし、吐き気がした時は我慢せずに吐いてしまった方が楽になります。
 
上記以外にも船酔いの引き金はいくつかありますので、その都度対処法などを担当インストラクターにアドバイスをもらいましょう。ダイビング前に酔いが治まらなかったり、しんどい時は無理をせず、ダイビングを中止することをオススメします。